社員のやる気をなくす上司の特徴とは?モチベーションを下げる関わり方と改善策
2026.11.07
「最近、あの社員、前ほどやる気がない気がする」
そんな風に感じた時、経営者や管理職は、何とか元気づけようとします。
励ます。
目標を与える。
期待していると伝える。
もっと成長できると背中を押す。
どれも、相手のためを思った関わりです。
ところが、その「良かれと思って」が、かえって社員のやる気を下げてしまうことがあります。
たとえば、慎重に考えてから動きたい社員に、
「失敗してもいいから、とにかくやってみよう!」
と繰り返す。
本人は前向きになれないのではなく、必要な情報が足りず、不安なのかもしれません。
周囲との関係を大切にする社員に、
「人に頼らず、自分で結果を出して」
と伝える。
本人にとっては、人と協力することが力の源なのに、その強みを否定されたように感じることもあります。
また、きちんと成果を出している社員に、
「次はもっと上を目指そう」
とすぐ次の目標を示す。
上司は期待を伝えたつもりでも、本人には、
「今の頑張りは、まだ認めてもらえないんだ」
と届くかもしれません。
人によって「力が出る条件」は違う
社員のやる気を考えるとき、大切なのは、
「どうすれば、この人のやる気を上げられるか?」
だけではありません。
その前に、
「自分の関わりが、この人のやる気を下げていないか?」
を振り返ることです。
人によって、力が出る条件は違います。
自由に任されると力が出る人。
具体的な手順があると安心できる人。
誰かの役に立っていると実感すると頑張れる人。
成果や根拠が明確だと集中できる人。
全員に同じ励まし方が効くわけではありません。
やる気は「注入」するものではなく、内側から戻るもの
部下の様子が以前と違うと感じたら、すぐに励ます前に、
「最近、仕事の中でやりにくくなったことはある?」
「今の役割で、力を出しにくいと感じるところはある?」
「どんなときは、仕事が進めやすい?」
と聞いてみてください。
やる気は、上司が外から注入するものではありません。
その人が力を発揮しやすい仕事や環境を整えることで、内側から戻ってくることがあります。
社員のやる気が気になった時ほど、本人を変えようとする前に、関わり方や任せている仕事を見直してみる。
そこに、意外なヒントがあるかもしれません。
社員のやる気が下がる理由は、本人の意欲だけではなく、仕事や関わり方とのミスマッチにあるかもしれません。
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才能のミスマッチ、確かにあるだろうなと思いました。新たな視点で社員を見てみます。