部下が指示しても動かないのはなぜ?社員のタイプに合わせた伝え方・コミュニケーション
2026.09.22
「これ、面白そうだからやってみよう!」
と言われて、
「面白そう!」
とすぐ動く人。
一方で、
「具体的に何をやるんですか?」
と聞く人。
「誰とやるんですか?」
が気になる人。
「過去に成功例はありますか?」
と確認する人。
同じ指示、同じ説明をしているのに、社員によって反応は全然違います。
経営者や管理職の方から、
「何度言っても部下が動かない」
「こちらは説明しているのに、なぜ伝わらないんだろう」
「社員によって伝え方を変えた方がいいのは分かるけど、どう変えればいいのか分からない」
という相談を受けることがあります。
ここが、部下とのコミュニケーションやマネジメントの難しいところです。
人はつい、
「自分に響く言葉は、相手にも響く」
と思ってしまいます。
自分が、
「面白そう!」
で動くタイプなら、
部下にも、
「面白そうだからやってみようよ!」
と言う。
ところが部下は、
「いや、具体的に何をするんですか?」
となる。
すると、
「ノリが悪いなぁ」
「なんで動いてくれないんだろう」
と思う(笑)
でも、どちらが正しい、間違っているという話ではありません。
仕事を始めるために必要な情報が、人によって違うだけ。
相手が「動くために必要な情報」を見極める
新しい可能性が見えると動きたくなる人。
誰とやるか、人間関係が分かると安心して動ける人。
具体的な手順や段取りが分かると動きやすい人。
過去のデータや根拠を確認してから動きたい人。
社員によって違います。
だから、部下が動かないとき、
「なんで分かってくれないんだ」
と考えるだけではなく、
「この社員は、何が分かれば動けるんだろう?」
と考えてみる。
それだけで、部下への伝え方は変わります。
たとえば、
「とりあえずやってみよう!」
では動きにくい社員なら、
「まずここまでやってみよう。期限は金曜日。分からなければ水曜日に一度確認しよう」
と具体的にする。
逆に、細かく指示すると窮屈に感じる社員には、
「ゴールはこれ。やり方は任せるよ」
と伝える。
同じ仕事でも、伝え方によって社員の動きは変わります。
「相手を変える」のではなく「伝え方を変える」
そして実は、こうした人の考え方や行動パターンには、ある程度の傾向があります。
その違いを知ると、
「なんでこの人はこうなんだ?」
が、
「ああ、この人は、ここを大事にしているんだ」
に変わります。
すると、相手を変えようとするのではなく、
自分の伝え方を変える
という選択肢が生まれます。
マネジメントというと、「どうやって部下を動かすか」を考えがちです。
でも、その前に大切なのは、
「人によって、動き方も響く言葉も違う」と知ること。
社員とのコミュニケーションがうまくいかないと感じたときは、
「何を伝えるか」だけではなく、
「この人には、どう伝えるか?」
まで考えてみてください。
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