vol.11「経営者と決断について」
2024.03.05
経営者の重要な仕事であり、スキルを測る上で大きな要素である「決断する力」についてお伝えします。
経営判断する上で、A社かB社かの判断を決断したり、自己資金でいくか、融資を受けるか。はたまた社内トラブルでの解決方法や妥協案について決断したりと、経営者は決断の連続であり、ある意味それが仕事のようなものだ。
「決断」とは、字の通り「決めて断つ」すなわち、一方を選んだらそれ以外は断つというかなり強い判断が必要なのである。
決めて断つのだから、それなりの検証もし、悩み、もがき、苦しみ、その上で決断に至るもので、それ相応の覚悟が必要になる。
そこで次のワード「覚悟」だが、これは仏教用語で考えると腑に落ちる、「(真理=悟り)に目覚める」と言う意味だ。
様々な情報を吟味し、考え抜いた挙げ句に真理に辿り着き、覚悟を持って決断するのである。
なかなか深い話になってきた。
文字にすると「覚悟を持って決断する」と言うのはよく目にするし。耳にもするが、覚悟や決断と言う言葉は簡単に使える言葉ではないなと実感する。