vol.12「リーダーシップとマネジメントの定義について」
2024.03.07
経営者や管理職に必要とされるスキルにリーダーシップ力とマネジメント力だと言われる。
この違いについてうやむやな方が意外と多いので、考え方は諸説ある中私なりの分け方についてお伝えします。
端的に言うと、
リーダーシップとは「ゴール(目的)を設定し、そこに向かわせる為に組織を導いていく能力のこと」
マネジメントとは「目的達成の為に何が一番最短距離であり、効率がいいかを考え、伝え導いて行くこと」
中小企業における経営者はリーダーシップとマネジメント、両方のスキルがないといけないのがわかる。
会社の目指すべき目的を示し、そこに向かうべき戦術を考え伝えていく役割を担っているのが「中小企業の経営者」だ。
今回はリーダーシップの取り方についていくつか説明します。
わかりやすいように周波数別でお伝えします。
【ダイナモ系】
ビジョン型リーダーシップ
特 徴:組織としての明確な目的や未来を示し、動かしていくスタイル
重要なこと:ブレない価値観、変革時やスタート時に活きる
【ブレイズ系】
コーチ型リーダーシップ
特 徴:リーダーがメンバーとの信頼関係を築き、メンバーの目的や能力を尊重しながら導くスタイル
重要なこと:メンバーの能力を見極める力と良好な関係性を築くこと。
【テンポ系】
民主型リーダーシップ
特 徴:メンバーから意見を聞き、尊重し、総意をもとに導いていくスタイル
重要なこと:話やすい場作り
【スチール系】
取引型リーダーシップ
特 徴:これを達成すればインセンティブが発生するなど、事前にルール設定をして行うスタイル
重要なこと:短期的な目標に囚われすぎない事
いかがでしょうか?
リーダーシップとマネジメントの違いと、リーダーシップの取り方についての大まかな解説をさせて頂きました。
自分の得意なリーダーシップのタイプを理解し、実践してみてください。
次回はマネジメントについて掘り下げていきます。