vol.2「チームフローを生む仕組み」
2024.02.07
タレントらくだを導入した企業が最初に得られるものは、チームフローを生む仕組みが理解できる事です。
「チームフローとは、チーム(会社)全体がフロー状態になる事と定義しています」
ちょっと分かりにくいので、スポーツで例えますと、高校野球で、9回裏2アウトでもう負けそうなとき、ヒットが1本、1本と繋がりだすと何故だか流れが一気に押し寄せ、ファーボールやヒットが続き、サヨナラ勝利というシーンを何度か見たことがあると思います。
相手ピッチャーが急に悪くなったわけでもないのに、堰を切ったようにみんなが一斉にヒットを打ち出す状態、
まさに、奇跡のような状態ですね。
この状態を意図的に仕事の中で発生させるのが、タレントらくだの仕組なんです。
実際どうやってやるんだと思われたと思います。
実は意外と簡単なんですが、
例えば、会議の時、何か新しいプロジェクトを始めるにあたって、そのメンバーを決める際、最初の1人目に声をかけたときに「やります」と言うと、2人目、3人目も「やります」と言います。
しかし、最初の一人目が「考えます」とか「やりません」と言うと、2人目、3人目も「考えます」とか「やりません」になります。
これも一つのフロー「流れ」になるんですね。
「やります」「やろう」が大きなフローを作り、莫大なエネルギーを発生させ、会社全体を引き上げていく。
先ほどの例でもそうですが、実は1人目が非常に重要で、一人目のヒットをだれが打つかで変わってくるんです。
昨年のWBC(ワールドベースボールクラシック)の準決勝メキシコ戦の時、1点ビハインドで迎えた最終回、最初にヒットを打ったのは大谷選手でした。
次のバッターを敬遠した後、まったく当たりの無かった村上選手がさよならヒットを打ったのは記憶にあると思います。まさに、大谷選手がフローを起こし、それに乗った村上選手がヒットを「打たせてもらった」のです。
タレントダイナミクスでそれぞれのプロファイルとスペクトルが理解できていると、まず誰をチームの中でフローに乗せればほかのみんなが巻き込まれていくか、それが明確になり、先ほど言うように意図的にフロー状態を創る事が出来ます。
凄いですよね。
チームフローに乗った時、社員それぞれが持っている力の何倍もの力が生まれ(レバレッジがかかる)大きな成果を生むのです。
⚠️注意⚠️
但し、フローを起こす流れを間違って逆に作ると、先ほどのやらないモード、逆フローとなり社員はやらされ感満開となり、実力以下の結果となります。それを防ぐ為に有資格者のタレントコンサルタントのコンサルを適時受けながら正しくチームフローを生む必要があります。
皆さまには少し、「チームフローを生むとはどういう状態なのか」をご理解いただけたかと思います。