vol.7「人件費の削減=才能経営という考え方」
2024.02.18
人件費の考え方についてもう少し深堀したいと思います。
会社運営上の最大経費と言える人件費の削減をするとどうなるかを理論上考えると、業務量(工数)が1000の会社で10名だと1人100で良いのだが、そこから2名減ると1人120の業務量を限られた時間でこなす事になるので、それは社員にも負担がかかるのでやってはいけない。
それなら、まずは無駄な業務を減らし、DXを導入するなど全体の工数を1000→800に減らす、それを10人でやると1人の工数が80でできるようになり、余った工数の枠で新規事業や販路拡大などの策を実施すると、業績が上がる、それにより売上における人件費率は下がり、結果的に人件費の削減になるというシナリオだ。
ほとんどの会社の経営者が年次業績の計画を立てる際、上記のような業務改善を織り込まず、ほぼ全ての経営者は右肩上がりで作成する。
しかし、売上と人員の工数等を考えるとそこまで増やしていないのが現状だ。
そうなると社員からすると、忙しくなるだけだと思ってしまい、会社の成長に対して逆方向の力が働いてしまうのだ。
それともう一つの視点として、各社員のこなせる工数もそれぞれだが、もしかすると才能を生かせてないが故に、一人100の工数を50しかこなせてないかもしれないし、才能を生かしている場合なら1人で150をこなしている社員もいるという現実なのだ。
社員が持っている才能を理解し、生かせる業務なら相当の工数も楽にこなせるのは理解できるだろう。
まさに、「タレントらくだ」が担っている部分がここになる。
私がこのタレントらくだを薦める大きな部分として、実はタレントらくだは人件費削減になると言う大前提があるのです。
前述の業務効率の見直しやDX化をするにも、やはりタレントらくだにより才能を把握してから進めると、例えばメカニックプロファイルの人に業務効率の見直し、アキュムレーターの方にDX担当をしてもらうなど、適材適所もわかる。
まさに、一石二鳥、三鳥となる。
扶養の範囲内で働きたいと言うパートさん一人分の人件費相当で導入できる部分にこだわったのはその観点があったからです。