vol.9「仕事とボランティアの差」
2024.02.29
今年も年始から能登半島の地震があり、災害のニュースが飛び込んできたが、そのたびにいつも感心するのが、ボランティアの方の働き方である。
ボランティア=「無給」であり、さらに交通費や宿泊代は「自腹」で働く事だ。
災害の時のみならず、毎朝通学路に立って児童の安全を見てくれているボランティアの方、介護施設でお手伝いをするボランティアの方、この世の中、ボランティアの皆さんで溢れていると言える。
ひとつ疑問が生じるならば、「なぜ、持ち出しをしてまで無給で働けるのか?」と言う事である。
会社の仕事ならば、サービス残業させられているなどと言われ、給与については厳しく言われるのに、ことボランティアになると無給であるにもかかわらず、責任感をもって仕事に打ち込んでいるのだ。
そこで私は、「目指すべき環境ってこれかな?」と思いました。
ようするに、「ボランティアの情熱」で「仕事」として給与を手にする状況や状態こそ、素晴らしい会社なんじゃないかと考えた。
では、ボランティアの情熱で仕事をするとなると、どういう状態なんだろうか?思いつくものを上げて見た
1 人の為になっている
2 困った人を助けたい
3 自分自身も成長できる
4 お互い様の精神
5 なによりやりがいがある
他にもあると思うが、上記全て、会社においてもできる事なんじゃないかと思った。
社員がボランティアに行くモチベーションで仕事をしてもらえるならば、それは素晴らしい職場環境であると言える。
タレントらくだは、そのような「ボランティアに行くマインドで仕事ができる環境づくり」のお手伝いができる。