タレントらくだ

OJTがうまくいかない原因とは?新人・部下が仕事を覚えやすくなる教え方のポイント

2026.10.17

「これ、前にも教えたよね?」

一度説明した仕事を、部下がまた間違える。

同じことを何度も聞いてくる。

そんなとき、

「覚えが悪い」
「やる気がない」
「自分で考えてほしい」

と思うことがあります。

でも、教えたことと、相手が理解できたことは同じではありません。

たとえば上司が、

「まず資料を確認して、いつもの流れで進めておいて」

と伝えたとします。

経験のある上司には、十分な説明です。

しかし新人にとっては、

どの資料を見るのか。
何を確認するのか。
「いつもの流れ」とは何か。
どこまで進めてよいのか。

分からないことだらけかもしれません。

思考プロセスまで見せる「3段階の教え方」

仕事を教えるときは、完成形だけでなく、途中の判断ポイントまで見せることが大切です。

おすすめは、次の3段階です。

一つ目は、やって見せる。

作業だけでなく、

「今、ここを確認しています」
「この場合は、こちらを優先します」

と、頭の中で考えていることも言葉にします。

二つ目は、一緒にやる。

部下にやってもらいながら、迷ったところや勘違いしたところを確認します。

三つ目は、一人でやってもらい、振り返る。

できた・できなかっただけで終わらせず、

「どこが難しかった?」
「次は何を確認すればできそう?」

と聞きます。

「何回言えば分かる?」ではなく「どう教えれば伝わる?」

そして、覚えやすい方法も人によって違います。

全体像を先に知ると理解しやすい人。

具体例を見た方が分かりやすい人。

手順書があると安心できる人。

実際にやりながら覚える人。

自分が教わりやすかった方法を、そのまま全員に使ってもうまくいかないことがあります。

部下ができないときに、

「何回言えば分かるんだ」

で終わらせるのではなく、

「この人には、どんな教え方なら理解しやすいだろう?」

と考えてみる。

OJTは、教える側の説明力だけではありません。

相手の理解の仕方を知り、教え方を調整することも大切な育成です。

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